大底を待っている理由。
いつ株価が大底になるかはわかりませんが、大きく下げるのを待っていて、いま現金比率が高いです。(半分以上現金。)
自宅を売却したのでその分が現金になっているのと、奥さんの口座の管理も手掛け始めたので、管理しないといけない現金比率が増えました。
NISA,ジュニアNISA、iDecoなどはめいいっぱい活用してますが、それでも残ってる感じです。
いろんな投資に関するブログやサイトを見ていると、意外とみんな安くなってから(暴落のあと)、買うっていう人がほとんどいません。とにかく、今、お金がある時に買う。
理由としてよくあげられるのが、下の3つくらいでしょうか。
(1) 暴落が、いつ、どのくらいの規模で来るのかが誰にもわからないこと。
(2)大底が分からない
(3)リスクが大きい
1について、いつかはわかりません。
ただ、景気後退する際には、竹中先生の記事によると、平均で30%ほど下がるとのことです。
ということは、年に5%の配当をもらえる株式があるとして、いまの時点で買うのかどうかは、今後6年以内に暴落が来るかどうかに依存します。
(5% x 6年分=30%)
同じ記事では、次の景気後退の始まりはおおよそ2020年の前後1年ではないか、と書かれています。
それなら、今無理に買う理由はないかなあと放置してます。
(NISAなどは、節税効果もあるのと、このまま上がってしまうと不安なので、継続してます。ヘタレですみません。。。)
2 大底はわかりませんが、下がったときに買う
大底かどうかはわかりません。
でも、てっぺんから、どれくらい下げたかはわかります。
これまでの実績からいって、景気後退の際は平均で31%くらいだそうです。一方、リーマンショックで50%くらい下がっています。
なので、20%くらいから打診買いを初めて、値動きを見ながら買っていくつもりです。
30%なら、20%の倍、40%下がれば30%の倍、50%下げればさらに倍くらいとか?
買った後は、気絶しておけば、何年かしたら、戻るのでは?
暴落時には買えないという人もいましたが、今年初めのときは、10%くらい下げたので、まだ下がるかもとは思いつつも、買いを入れて、今含み益になってます。
なんでみんな下がった時には買えない、って言うんでしょ。
3、リスクが大きい
そのとおりです。信用で買ったら、そりゃ大変です。
でも、現物、ましてや、ETFなどなら破たんする可能性なんてほとんどないはずなので、その後の価格変動は気にしません。
その後、下がるかもしれませんが、別にわたしの資産形成には、なにも関係ないです。
いまの株価が高い時期に買っていいと言ってるひとって、下げたときには買えない。なぜなら、どこが大底かわからない、まだ下がるかもしれないからといいますが、
いま買ったら、これから下がるかも知れないですよね。
矛盾してませんか?
4、利回り
残念ながら、リーマン前から続く高配当のETFってないんですよね。
でも、米国の高配当株(配当王や配当貴族)って、値下がりするだけで、分配金が維持されています。
だって、これまでブラックマンデーや、LTCMの破たん、911や、ドットコムバブル、リーマンショックを乗り越えて、配当を増やしてきたから、
配当貴族と呼ばれるわけです。
下がった時は、キャピタルゲインだけじゃなく、配当金の利回りもすごいことになります。
例えば、VYMという米国に上場されている高配当株を集めたETFは、こんな感じです。2009年2月当時、このVYMというETFは21ドルでした。
そして、今このVYMの配当は2.5ドルほど。
つまり、当時買っていれば、この10年で配当利回りは10%超え、株価は87ドルなので、4倍以上です。
さらに、為替。
不況になると、米ドルから投資が逃げていくので、円高になります。
すると、ここからさらに何十%も値引きして買えることになります。
ひょっとしたら、来年、再来年くらいにこんなバーゲンセールが始まるかもしれません。
一緒に待ってみませんか?