今回オーストラリアに行った理由(オーストラリア旅行記2)
今回のオーストラリア旅行の目的は、このブログ本来の趣旨である、「子供と一緒にアーリーリタイア 」した後に、海外移住してすることも視野に入れたものです。
また、子供の留学先の下見も、兼ねていました。
・オーストラリアを候補とした理由(訪問前のイメージ)
英語圏であること
重要です。言葉が通じない国は無理ですし、機械通訳もまだまだなので。
時差がない。
英語圏で時差が少ないところって、ほとんどありません。オーストラリアと、フィリピンくらいです。フィリピンの方には、娘の英語教育でお世話になってます。
治安が悪くない。
当然ですね。ここで、フィリピンが除外されます。
移民国家
少し前に、イギリスに行きました。移民が増えたとはいえ、イギリスは白人社会です。行きていける気がしません。。。
世界で最も住むのに適した都市ランキング
「特にオーストラリアの主要都市はシドニーが9位、メルボルンが17位、パースが21位、アデレードが30位、ブリスベンが31位と目立って評価が高かった。」
・実際に行ってみてわかったこと
・物価
物価が高いと言われていたが、食事は、量が多いから、高いのではという印象です。
人件費は最低賃金が20豪ドル(1600円ほど)と聞きました。
でも、材料は安い。特に肉。
なので、手間を減らし、安い材料で一回で作る量を多めにして、少しでもコスパを上げてるのかも。
・移民は多いが・・・?
移民が多くなりすぎ、排除する傾向にある。
随分前の記事ですが、移民に優しくない国ランキングでは、オーストラリアが5位に入っています。(日本は二位ですが。)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2012/06/post-2598.php
わたしが滞在していた時に、ちょうどオーストラリアの人口が2500万人になったというニュースが流れ、移民に対しては、労働力としての価値と、移民に国を乗っ取られるというので、賛否両論でした。
それから、「児童移民」という言葉はご存知でしょうか。
子供が自分の意思で移民したのではなく、親の同意もなく、強制的に、8才から14才ほどの子供を10万人も、強制的にオーストラリアに移住させ、劣悪な環境で、労働虐待をさせていたというものです。
https://www.cinematoday.jp/news/N0036509
どちらか1つなら、まだしも、過去と現在と2つの大きな出来事があると、オーストラリアの本質が浮かび上がってくるような気がしてしまいます。
・不動産が高い
空港を降りてすぐ目に入ったのは中国語の不動産看板でした。
シドニーでは、住宅を買おうとすると、8千万円ほど、賃貸も週3万ドル(月10万円)(ルームシェアで)と非常に高いです。
リーマンショックの際も、サブプライムへの投資が少なかったため、長く好景気が続くので、物価が上がっているとのことです。
タクシーの運転手に聞いても、郊外に住んでる人が多いです。
・日差し
噂以上でした。冬のはずですが、毎日、日焼け止め、保湿が必須でした。夏場はどんなことになるやら。
オーストラリアは、候補ではありますが、やはりユートピアはないなあという結論です。