次の暴落時に買いたい銘柄(米国上場の超高配当40%:ARCCと、レバレッジインデックス:SPXL)
今年10月の下げは、S&P500はピークから10%ほど、NASDAQは15%ほどと、少し大きめの下げでした。
去年はあまりに安定していましたが、この程度の下げは、年1、2回程度は起こるようです。
(参考までに、20%程度の下げは、2−3年に1回、30%の下げは、5−10年に一度の暴落と呼ぶレベルです。)
米国の金利や、失業率、ここまで続いた上げ相場の期間の長さから、もうそろそろ景気もピークアウトすると予想しているので、今回は買いを入れませんでした。
しかし、間近に迫った暴落時に何を買おうかなあ、と妄想してみました。
1、ARCC
日本のREITのように、利益の90%以上を配当することで法人税の優遇措置を受けており、未上場の中小企業や新興企業に投融資しています。
配当利回りは、この金余りの今でさえ、脅威の9%。
でも、この銘柄の真価は、こんなものじゃありません。
リーマンショックの時、利回りはいくらだったと思います?
答えは下の図。
右側が利回り何ですが、ちょっとみづらいので、拡大します。
なんと、脅威の40%です。
リーマンショックのときは、資金の巡りが完全に止まってしまったので、ARCCのような中小企業への投資は、かなり厳しい環境だったのが分かります。
なお投資先は、非常に分散されており、ヘルスケア、金融サービス、教育、エネルギー、消費者向けなどとなっています。金融危機といえど、これが全部ダメになることはないのでは、とみています。
2、SPXL
次は、米国S&P500に3倍のレバレッジをかけているSPXLです。
これの魅力は、図一つで分かります。
行きますよー。
じゃん。
2008年に10,000ドルずつ投資した結果で、青がSPXLに100%で、赤がバフェットも進めるS&P500に100%投資したときの運用成績です。
あ、メモリが小さすぎて見えない。。
えーっと、説明します。
まず、赤のSP500です。
グラフからは分かりにくいですが、十分立派な成績で、この10年で4倍に増えています。素晴らしい。さすが。
で、次が、SPXL
2008年リーマンショックの最中に10,000ドルを投資した場合、2009年金融危機の大底で、5,000ドルほどに半減します.
その後、219,000ドルまで増えます。
100万円投資したら、2200万円まで、実に22倍に増えてるんです。
暴落時にこれを買わない手はないです。
ただ、みてわかる通り、値動きが非常に荒いので、債券などで、変化を相殺させた方が良さげです。
さあ、いつ、暴落が起こるか。みなさん、いつだと思いますか?