不況になったら何を買うか?株?不動産?
株式投資のブログを読んでいると、タイミング投資は無理、落ちるナイフをつかむな、と言われ、不況になるのを待って買うのは、無理とか良くないと言われてます。
でも、ピークから、20%、30%落ちたら買うと決めておいて、個別株ではなくETFなど破綻リスクがきわめて低いものだけを買えば問題ないと考えます。
実際、2018年1月の下落や、今年の下落でも何%落ちたか確認しながら待ち構えていました。
特に、以前書いたとおり、配当をメインとした投資であれば、買値からいくらか下げても、配当をもらえるなら、特に心理的に追い込まれるという感覚はありませんでした。
もうちょっといい利回りで買えたなあと思うくらいです。
(例:株価1000円で80円の配当の株は8%の利回りです。
株価800円で 80円の配当なら、10%の利回りとなるだけです。
実際に売買しなければ、評価が変わるだけで、損もしません。)
それはいいとして、不況になったら、これまでの経験上30%程度の下落を覚悟すべきとのことです。
今年1月の底値が日経平均19000円ほど、2018年のピークが24300円ほどなので、だいたい20%の下落。
そこからさらに10%下げるとすると、下値のめどは、日経16000円くらいです。
だいたい2016年当時の株価水準です。
1)株
例えば、ARCC(中小企業に対して分散投資することで税制優遇を受けている企業)は、2016年水準では、12.5%の利回りになります。
(黒線が利回り、右目もり。2016年は、真ん中ちょっと右の一番高いとこ。)
次は、PFFですが、こちらは今の方がむしろ株価が低いという。。。。
他の銘柄もどれくらいになるのか、事前にわかればいいのですが、業績2016年からの3年間で伸びている場合が多いので、なかなか予想が難しいです。
あっ、上の2つのグラフは、dividend.comというサイトから引用しています。
2)不動産
次はマンションです。
個別事情もあると思いますが、とりあえず、豊洲のマンションを持ってきてみました。
赤線が、シティタワーズ豊洲ザツインの直近6年の価格水位です。
2013年当時:5590万円(264万円/坪)
2016年当時:6124万円(289万円/坪)
2019年現在:7172万円(338万円/坪)
次は、シティタワー品川です。
こちらも傾向は似ていますね。2013年当時は安くて、その後維持。直近で上がってます。
赤線が、シティタワー品川の直近6年の価格水位です。
うーん、マンションは、2016年当時に戻ってもあまり下がらないかもしれません。
まあ、過去の値段と賃料水準がわかれば、割安・割高は計算できるので、不況になるのを楽しみに現金を握りしめていきます。